梱包材入門【エアークイックα編】究極のジャスト・イン・タイム

大事な荷物を守る、エアー緩衝材。箱の中でクッションになったり、隙間を埋めたりするために使われています。今回は、このエアー緩衝材の製造機「エアークイックα」についてご紹介します。

緩衝材製造機・エアークイックαとは

荷物を梱包して輸送する際に、荷物の破損を抑えるクッション材や、隙間を埋める役割を持つ充填材。このような緩衝材として、従来は新聞紙や気泡緩衝材が使われていました。しかし、近年ではこれに変わり、エアー緩衝材が多く使われるようになっています。

このエアー緩衝材を、素早く自動的に作るための機械が、緩衝材製造機「エアークイックα(Air Quickα)」です。エアー緩衝材のもととなるのはリニアポリエチレンのフィルム。このフィルムをセットして、充填する空気の量、生産する緩衝材の数を設定、スタートするだけで、エアー緩衝材が次々と作られるようになっています。このエアークイックαが今、EC業界で話題になっています。その理由を見てみましょう。

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エアークイックαの特徴

エアークイックαと、それによって作られるエアー緩衝材にはどのような特徴があるのでしょうか。

エアークイックαにはこんなメリットが

  • 緩衝材作成がその場で素早く
    緩衝材を必要な分だけ必要なときに作ることができます。
  • 100V電源のみで稼働
    100V電源さえあれば動かすことができるため場所を選ばず、空気を充填するためのエアコンプレッサーも必要ありません。
  • 省電力
    消費電力3.5Aと少ない電力で稼働可能なため、環境負荷・電気料金の面でもメリットがあります。また、電気の契約が主開閉器契約(従量電灯)の場合でも、ブレーカー落ちを気にする必要がありません。
  • フィルム交換が簡単
    緩衝材の素となるフィルムの交換が簡単に短時間でできます。
  • わかりやすいUIで簡単操作
    わかりやすいシンプルな操作パネルで生産する数、空気の量などを簡単に設定してスタートすることができます。
  • コンパクトで移動可能
    本体は35cmほどとコンパクトで、12kgと軽量なため、人の手で簡単に持ち運ぶこともできます。これにより、梱包作業をする場所で緩衝材を作成することができます。
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これまでの緩衝材との違い

  • 資材コスト削減
    エアークイックαで作る緩衝材はそのほとんどが空気でできているため、単位容積あたりの資材コストは非常に低減されます。
  • 運搬コスト・保管スペース削減
    空気を充填していない状態のフィルムは40μmと非常に薄く、ロール状となっているため、運搬コスト・保管スペースが抑えられます。
  • CO2排出量の削減
    RoHS指令・MSDSなど各種の環境要求基準に対応したフィルムを使用しています。また、エアークイックαのエアー緩衝材と、同容積の紙緩衝材で比べたとき、燃焼時に排出されるCO2は約1/5となります。
  • 受け取り側の負荷軽減
    カッターやハサミなどで穴を開けると簡単に小さくなり、受け取った側で処分するときの負荷が軽減されます。
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エアークイックαがEC業界で注目される理由とは

このように、エアークイックαには多くの導入効果があります。また、エアークイックαによって作られるエアー緩衝材も、発送・受取の双方にメリットがあります。これら多くのメリットがあるなかで、EC業界に最も求められている要素とはなんでしょうか。

それは、エアークイックαによってもたらされる「必要なものを、必要なだけ、必要なときに作る」ジャスト・イン・タイムです。これは製造期間を短縮し、在庫の削減につながるなど、さまざまなムダを削減し効率化を図ることができる生産方式です。

ECは店舗を持たず、どこからでも発注できるという点が代表的なメリットです。しかしその反面、効率化を目指すためには可能な限り在庫を削減し、資材の保管スペースもなくすのが理想です。エアークイックαは必要な緩衝材を、必要な数だけ、必要なときに供給できる、まさにジャスト・イン・タイムを実現している緩衝材製造機なのです。

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緩衝材の課題を解決するエアークイックα

緩衝材製造機エアークイックαについて、特徴やメリットをご紹介しました。このようにエアークイックαは、これまでの緩衝材にあった課題の多くを解決し、梱包資材のジャスト・イン・タイムを実現するすぐれものです。このような理由から、今のEC業界で重宝されているのです。

T3-1_DSC_0167.jpg『エアークイック』最大毎分15mのハイスピードモデル。空気調整機能により、空気の量が自由に調整可能

参考:

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